やる気が続く環境の整え方
こんにちは!
塾長の米田です。
前回に引き続き、やる気がでない問題を
考えていきましょう。
前回は机に座るやる気さえも
起きないような方のことを考えてみました。
まだ読んでない方はこちら⬇︎
今回は、机にはむかっているけど、
なかなかやる気が出なくて
勉強が進まない方に寄り添って考えます。
机に座って、
教科書やノートを開けただけで
成長ですね。
まずは自分を褒めてあげてください。
その気持ちをそのまま行動にして
結果につなげたいですね。
集中力が切れる環境にいる
この3つにあてはまる人は多いのではないでしょうか。
ほとんどの生徒がスマホを持っています。
これまでは、ゲーム機が中心で
男子生徒が主に誘惑に負けている印象でした。
ですが、スマホはSNSもあり、
ゲームもできる。
友だちからの連絡は
返信しないといけないという気持ちもあり
どうしても気になってしまいます。
ゲームもガチャのキャンペーンや
通知をどんどんして誘惑してきます。
その通知がくると、
人間の脳からドーパミンという
興奮ホルモンが出てきます。
パチンコで当たりが来る前と
同じ脳の反応だそうです。
スマホは親に預けるか、
違う部屋にしまっておくことが
大切ですね。
人間の脳は、同時にいろんなことをすると疲れる
生徒によっては、
『テレビを見ながらの方が勉強が進む!』や
『喋りながらの方が集中できる!』と言う生徒がいます。
それは、脳科学的には、
同時に何かをする脳への疲労感が集中していると
勘違いさせているそうです。
疲れているし、
問題は解けているかもしれません。
ですが、そんな生徒にかぎって
記憶に残っていないことや
ミスをしてしまっていて
集中が続く時間も短くなります。
勉強だけに集中しましょう。
自分の実力以上の難易度の問題や量に挑戦している
やる気がでない生徒は、
自分の実力を把握できていない傾向にあります。
自分の能力を平均以上だと考えるというのが、
人間の心理だそうです。
ですが、平均以下の実力で、
平均以上の実力を持つ生徒に向けた
宿題を解くことができません。
なぜなら、授業内容を理解できていないのです。
算数や数学、英語は積み上げ型の科目です。
その積み上げができていないままの生徒は
どんどんわからない状況になっています。
ですが、自分が何がわかっていないかわからない
状況になっているから
自分にあっていない難易度のレベルの問題に挑戦します。
そして、なかなか問題が進まないので、
やる気をなくしていく。
そんな流れで勉強ができない状況になっています。
わからなくなったところからやり直すのは
めんどうかもしれませんが、
やり直さないとやる気がなかなか出てきません。
まずは自分が余裕で解ける問題を探しましょう。
どうして勉強するのか考えよう
勉強を自分から積極的に実施できる生徒は、
中学卒業後のことを前向きに考えています。
どの高校に進みたいのか、
どんな仕事に興味があるのかなど
将来に前向きです。
勉強にやる気がないと言っている生徒は、
高校進学について
なんとなくしか考えられいない生徒が多いです。
友だちが行くと言っているからなんとなく進学する。
どちらかというと無気力な状況になっています。
どこか『勉強しても、どーせ無理。』と
考えてしまっているのかもしれません。
そうなってしまうと、目の前の快楽を求めてしまいます。
今が楽しければそれでいい。
その今の楽しさを優先しすぎてしまい
後悔している生徒が毎年いるので、
勉強をする目標を考えてみてほしいです。
まとめ
3つ目のお話は、どうして勉強するのかという
根本的なお話でした。
やはり、どんな行動をするにしても
目標をなんとなくでも持つことが大切ですね。
将来のことを考えることが難しい場合は、
目の前のことを一生懸命にすることが大切です。
そんな目標や目の前のことに集中するために
自分の意思が弱いと思うのではなく、
机の上のきれいに片付けて、
スマホやゲームを違う部屋に移動させましょう。
勉強できる環境を整えて、
まずは、簡単な暗記問題や
得意な科目から勉強をスタートしよう。
なかなかおうちでは勉強に集中できない
勉強が進まないのであれば、
是非ヨネダ個別指導塾にお越しください。
意識することが大切ですね。